行政書士の試験問題をうまく解く方法。民法(親族・相続)の試験勉強方法。



2010年09月03日

行政書士の試験問題をうまく解く方法。民法(親族・相続)の試験勉強方法。

行政書士試験科目の民法(親族・相続)の試験勉強方法をお話します。


その前に、

こちらに私の行政書士の試験勉強の方法が書いてあります。
 ▼
http://www.muryoj.com/get.php?R=13174

ぜひ、ご覧になってください。


まず、
行政書士の民法の勉強法は、らくらく行政書士 講義そのまんま。を一通り読み、
その後に、
らくらく行政書士の過去問を解いて下さい。(無料レポートの「日本語がわかれば誰でもできる!効果抜群、記憶術」の復習方法で勉強をしてください。

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らくらく行政書士の過去問を1回解いた後は、民法の教本5冊を、新版 基本書民法 民法総則 基本書民法債権法 第2版新版 基本書民法 物権法基本書民法担保物権法新版 基本書民法 親族法・相続法の順に読み、(紹介した順番で読んでください。)

その後に、
司法書士過去問 民法を解いて下さい。(無料レポートの「日本語がわかれば誰でもできる!効果抜群、記憶術」の復習方法で勉強をしてください。

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新版 基本書民法 物権法 の建物区分所有の部分と基本書民法担保物権法共同抵当の部分は、試験に出題される可能性はきわめて低いので、読む必要がないです。


民法(親族・相続)の勉強方法ですが、司法書士の過去問を解きます。
(宅建の受験者のみなさんも、ぜひ解いて下さい。)


問題の解き方のコツですが、簡単に解ける誤っている選択肢を消していく消去法で解きます。


解答の解説は、伊藤塾編 司法書士過去問 民法から引用します。


実際に例に出しますと、平成20年度第21問の問題ですが、


A男とB女について婚姻の届出がされている場合に関する次のアからオまでの記述のうち、

判例の趣旨に照らし誤っているものの組合せは、後期1から5までのうちどれか。


ア 未成年者であるB女の父母がいずれも婚姻に同意していなかった場合でも、B女の父は、A男とB女の婚姻を取り消すことができない。


イ A男がB女に無断で婚姻届を提出した場合には、婚姻届の際に両者が事実上の内縁関係にあり、

その後も夫婦としての生活を継続し、B女が婚姻の届出がされたことを容認したとしても、A男とB女の婚姻が有効になる事はない。


ウ B女とB女の前夫との間の17歳の嫡出子をA男が養子とする場合には、B女は縁組をしなくてもよい。


エ B女は、A男と離婚する前であっても、A男の母親に対しては扶養義務を負うことはない。


オ A男は、B女に対し、不動産を贈与したが、その後、A男とB女の婚姻関係が実質的に破綻するに至った場合には、

A男は、民法第754条の規定によって当該贈与契約を取り消すことができない。


(参考)

民法

(夫婦間の契約の取消権)

第754条  夫婦間でした契約は、婚姻中、いつでも、夫婦の一方からこれを取り消すことができる。

ただし、第三者の権利を害する事はできない。


1 アイ   2 アウ   3 イエ   4 ウオ   5 エオ


まず、選択肢イですが、簡単ですね。誤りです。(この選択肢が分からない人は、勉強不足です。)


事実上の内縁関係にある夫婦の一方が他方の意思に基づかないで婚姻届を作成提出した場合において、

その当時両名に夫婦としての実質的生活関係が存在しており、かつ、後に他方の配偶者が届出の事実を知ってこれを追認(容認)したときは、

当該婚姻は、追認によりその届出の当初に遡って有効となる。


これにより、1 アイ と 3 イエ が正解となります。


次は、選択肢エですが、これも簡単ですね。誤りです。(この選択肢が分からない人は、勉強不足です。)


直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養する義務がある。また家庭裁判所は、特別の事情があるときは、三親等内の親族間においても扶養の義務を負わせる事ができる。 

B女は、A男と離婚する前は、A男の母親とは姻族一親等の関係にあるので、A男の母親に対しては扶養義務を負う事がある。


これにより、正解は 3 イエ となります。


念のため、また勉強のため他の選択肢も解きましょう。


選択肢アですが、正しいです。


未成年の子が婚姻をするには、父母の同意を得なければならない。

しかし、父母がいずれも同意していなかった場合でも、婚姻の取消事由ではないので、その婚姻を取り消すことができない。


選択肢ウですが、正しいです。


配偶者のある者が未成年者を養子とするには、原則として配偶者とともにしなければならない。

ただし、配偶者の嫡出である子を養子とする場合には、この限りでない。


選択肢オですが、正しいです。(この選択肢が分からない人は、勉強不足です。)


「婚姻中」とは、形式的にも実質的にも婚姻が継続している事を意味し、

婚姻関係が実質的に破綻するに至った場合には、754条の規定によって、夫婦間の契約を取り消すことができない。


以上、正解は 3 イエ です。



まずは、選択肢を全部読んで、簡単に解答できる選択肢から解いていきましょう。

この問題は、選択肢イとエが簡単ですので、解答を導き出すのは難しくありません。


ただし、行政書士の受験勉強のために司法書士の問題を解いているので、たとえ、全ての選択肢を解く前に解答が分かったとしても、全ての選択肢は解きましょう。


今の行政書士の試験は、このぐらいのレベルの問題が出題されます。


今は、解答の正解率がある程度高くなくてはいけません。


このような問題を、無料レポートの「日本語がわかれば誰でもできる!効果抜群、記憶術」の復習方法で勉強すれば、解答の正解率も相当アップします。

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しっかり、理解しましょう。


 行政書士の模擬試験情報

行政書士の模擬試験は、LEC が9月24日から、4回に分けて行われます。

毎週、10月17日まで行われます。

金・土・日曜クラスとありますので、ある程度予定が立てやすいです。


私は、平成20年度の受験時にLECの模擬試験を受けました。

LECの模擬試験は、司法試験に似た形式の問題で出題されます。

問題は司法試験・新司法試験・司法書士の試験の問題を参考に作られています。

長文の問題を解くことで、法律に対する把握力・読解力・理解力が身につきます。


▼こちらからお申込みができます。




東京法経学院 でも、行政書士の模擬試験が3回行われます。

会場受験コースは、9月19日から、東京・名古屋・大阪・福岡で行われます。

▼こちらからお申込みができ、詳しい日程が分かります。
行政書士の全国公開模試




TACでは、答練パックという行政書士の模擬試験があります。

5回、模擬試験を受ける事ができます。

9月から始まります。


TACの模擬試験は、私は5回受けました。

TACの問題は、行政書士の本番の試験に似た形式の出題です。

しかし、問題は司法試験・新司法試験・司法書士の試験の問題を参考に作られています。

このような問題を解くことによって、法律の問題に対する把握力・読解力・理解力が身につきます。


▼こちらで詳しい事はご確認ください。
http://www.tac-school.co.jp/kouza_gyosei/gyosei_crs_10touren.html


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   驚くほど集中力が高まる6つの秘訣のご紹介です。

 
みなさんは、


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